こんにちは！平屋コレクション福井店の笠島です。

先日、若狭おおい町にある「若州一滴文庫」へ行ってきました。

福井を代表する作家水上勉が故郷へ寄贈した蔵書や、竹人形、

竹人形文楽を行う劇場などを見学させてもらいました。

生い立ちや有名な作品などは知っていましたが、

幼少期から作家としての確立、本館の設立・寄贈に

いたるまでの故郷への思いを感じ取ることが出来ました。

また、若州一滴文庫の「一滴」にこめられた意味も初めて知りました。

何かを学んだつもりでも、まだこの世の中の一滴に過ぎない。

その一滴はささやかですが、やがて集まることで大河となる。

知識や知恵も、そうやって積み重ねることで大きな力に

なるのだと、水上が残した多くの蔵書から教えられたような気がしました。

嶺南はこれまでなかなか行く機会が無かったのですが、

コロナをきっかけに県内での過ごし方を見直す事になり、

地元で新たな魅力を発見するきっかけになりました。

この機会に、まだ訪れていない地元の名所旧跡、偉人の

足跡をたどってみたいと思います！